酒蔵ツーリズム
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日本のものづくりの原点につながる、伝統的な日本酒造
瀬戸内の蔵元をたどり、日本文化の深遠に触れる
日本の酒造りは、古代の稲作文化と、豊穣を願う神々への祈りに端を発し、悠久の時を超えて今なお受け継がれています。
地域ごとの気候風土を読み解き、米・水・麹を用いた日本独自の醸造技術は、日本のものづくりの精神が深く息づく営みでもあります。
ここ瀬戸内には、伝統の技と日本酒文化を継承し、革新を続ける気概に満ちた酒蔵があります。日本文化の本質に触れる新しい日本酒の旅へご案内します。
酒造りにおける"7つの精神"
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- 理解
- 人も万物と同様、自然の理の中で生きています。蔵人はその年ごとの気候条件、日本酒の原料となる酒米の品質や状態などを理解し、真摯に酒造りと向き合います。
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- 研鑽
- 酒造りにおける研鑽とは、現場での試行錯誤を重ねること。秒単位で管理される洗米や浸漬作業、最適な蒸し加減に至るまで、理想の一献を目指し細心の注意が払われています。
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- 砥磨
- 蒸米に麹菌を振りかけて麹を造り、その麹を用いてアルコール発酵を担う酵母を育む酒母を造る。酒質を左右する重要な工程で、“砥磨”―磨かれた蔵人の五感を大切に行われています。
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- 直観
- 酒造りでは蔵人の経験に裏打ちされた直観をもとに、仕込みや発酵の状態を見極めます。日本酒となる前段階の仕込みが醪造り。日々変化する醪と向き合い、その機微を捉えます。
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- 待命
- 酵母の働きでアルコール発酵が進み、日本酒が造られます。蔵人は泡の状態や香りの兆しを見逃さず、最適な時を見極めながら、発酵の推移を静かに見守ります。
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- 受容
- 長い仕込みを経て完成する日本酒。蔵人は自然の恵みと微生物の働き、酒造りの技が織りなす結果を真摯に受け止めます。その受容の心があるからこそ、次の酒造りへと進めるのです。
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- 感謝
- 日本酒造りは、その土地の風土を映し、地域に支えられてきた伝統的な営み。完成した酒を神々に捧げ、蔵開きや祭事を通して、地域の人々や愛飲者へ感謝を伝えます。