Ryotei Nicho
料亭 二蝶
伝統文化を受け継ぎ革新に挑む常に深化し続ける香川の名店
香川県高松市


- 料亭に宿る「7つの美」
- 料亭は、本格的な日本料理をはじめ、建築、おもてなし、伝統文化など、日本の美や職人の技を集めた総合芸術が体感できる高級飲食店です。
今回は、瀬戸内7県の料亭の魅力を「7つの美」に分けて紐解き、その奥深い世界をご紹介します。
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1. 伝統文化の美
山本さんが嗜む日本の伝統文化「茶道」。日本の美意識と実用性が融合した茶道具、床の間を飾る軸や花、お点前など、和のさまざまな伝統文化を集成した総合芸術です。茶道にはいくつかの流派が存在し、お茶の点て方や作法に違いがありますが、山本さんはその流派を超えた茶事を開催。国の特別名勝『栗林公園』の「掬月亭」「日暮亭」でも定期的に行い、国内外に茶道の門戸を広げています。
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2. 食の美
「世界中の方々に香川の食を楽しんでもらいたい。香川を訪れる旅行者の食の選択肢を増やしたい」との想いから、国際基準・HACCPの認証を取得。料理はプラントベースフードを基本とし、要望に応じて魚介や和牛を使った和食も用意しています。日本料理の軸となる「旨み」は数種類のキノコや昆布からとる出汁を使用。讃岐の風土が育む旬の食材を使い『二蝶』でしか味わえない料理を創り上げています。
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3. しつらいの美
日本の伝統文化を紐解き、茶道をたしなみ、感性を磨き続けている山本さん。その卓越した審美眼で、茶室や客室の掛け軸、調度品、料理にあわせる器のひとつひとつまで吟味しています。特に茶事に用いる茶碗は、室町時代や江戸初期、当時の将軍や要人のために作られたという大変貴重なものばかり。その名品でお茶を嗜む時間は、日本の歴史と現代が交差するひとときともいえるでしょう。
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4. 建築の美
数寄屋造りの意匠が美しい建物には13の客室と茶室があります。門幕がかかる風格漂う玄関、舞台を設えた65畳の大広間、日本の美意識「侘び寂び」が息づく茶室は、国の有形文化財に登録されています。四季折々に表情を変える日本庭園も風情があり、街中の喧騒を忘れさせる非日常の世界に誘います。
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5. 生活の美
国の有形文化財にも指定されている空間、趣向を凝らした会席料理は、結婚式や結納などのハレの日を彩ります。子どもの成長を願う「お食い初め」から故人を偲ぶ法要まで、家族の絆と想いが受け継がれてゆく場所として世代を超えて愛されています。人数に応じた個室も完備しているので、接待や食事会にも選ばれています。
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6. おもてなしの美
単に「お茶を飲む」だけでなく、客人をもてなし、人の心を繋げる茶道。その精神は『二蝶』の料亭文化、おもてなしと密接しています。スタッフもその心を学び、季節にあわせて花を飾り、調度品を整え、日本伝統のおもてなしを実践。お出迎えからお見送り、所作のひとつひとつにまできめ細やかな気配りが感じられます。
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7. 芸能の美
戦前は「さぬき芸どころ」といわれ、200余名の芸妓衆が活躍していた高松市。現在は、数名の芸妓が活動しており、予約があれば『二蝶』の舞台でも日舞や三味線などを披露し、宴に華を添えています。『二蝶』が運営している『栗林公園』の「掬月亭」「日暮亭」では尺八や筝の演奏会なども行われています。
- 料亭 二蝶のご紹介
- 1946年に旅館として創業。往時、讃岐で活躍していた雅なる芸妓「二蝶」の名を受け継いだ屋号は、2頭の蝶が舞い上がるような隆盛を願い、名付けられました。3代目の主人・山本亘さんは和食の料理人・茶人として日本の伝統文化に造詣が深く、その情報感度の高さから、同業界や香川県の魅力発信のブレーンとしても活躍。2023年に開催された「G7香川・高松都市大臣会合」では、試行錯誤を重ねて完成させたヴィーガン・ハラール対応の和食を披露。海外の要人からも高い評価を得ました。現在は山本さんの長男で料理長の蓮さんとともに、プラントベースの会席料理を提供。日本料理の伝統を大切に受け継ぎながら、その新たな可能性を広げています。茶道の門戸を広めるべく「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星に格付けされる『栗林公園』の「掬月亭」「日暮亭」でも茶事を開催。料亭文化と日本の伝統文化を国内外の人々に発信しています。
- 住所
- 香川県高松市百間町7-7
- TEL
- 087-851-7166
- 営業時間
- 11:30~15:30、17:30~22:00 ※完全予約制
- 定休日
- 日曜の夜、月曜(祝日の場合は変更あり)
- 駐車場
- 12台
- ホームページ
- https://www.2chou.jp
- https://www.instagram.com/ryotei_nicho/















