HanbeGardens and Ryotei
庭園と料亭半べえ
日本を代表する作庭家による日本庭園と和の粋を凝らした懐石料理を堪能
広島県広島市南区

『半べえ』の歩みは、創設者・金井半兵衛氏と息子の金井半氏が、この地に観光や食文化の名所を作ろうと、1933年に全国から約1万株のツツジの苗を取り寄せ、植樹したことから始まります。その後、戦争や自然災害を乗り越え、重森家3代による庭園が完成。美しい日本庭園と懐石料理が堪能できる風雅な料亭として現在に至ります。約1000坪の広大な庭園は、春は桜やツツジ、夏は菖蒲、秋は紅葉、冬は黒松などが植栽され、四季の移ろいとともに表情が変わります。まるで生きた日本画のような風情あふれる景色とともに、瀬戸内の旬と贅を極めた懐石料理を堪能するひととき。日本文化の粋を結集した『半べえ』ならではの魅力を存分にお楽しみください。

- 料亭に宿る「7つの美」
- 料亭は、本格的な日本料理をはじめ、建築、おもてなし、伝統文化など、日本の美や職人の技を集めた総合芸術が体感できる高級飲食店です。
今回は、瀬戸内7県の料亭の魅力を「7つの美」に分けて紐解き、その奥深い世界をご紹介します。
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1. 建築の美
重森三玲氏が作庭した「聚花山(しゅうかざん)の庭」は、聚花山を借景に龍門の滝、池の中に不老不死の仙人が住むといわれる蓬莱島、長寿を表す鶴島・亀島を配した池泉回遊式庭園。重森三玲氏らしい躍動感あふれる石組みも印象的です。完途氏が手がけた「水車の庭」、千靑氏が2022年に作庭した「池泉苑路」のほか、江戸時代に中期に造られたといわれる池泉式庭園「池泉の庭」も趣があり、四季折々の表情を楽しませてくれます。その庭園美を支えているのが『半べえ』の庭師たち。種類も形も違う樹木を手作業で剪定。細部だけでなく、庭の全景や見る人の視点を考えながら整えています。料亭の宴会場や個室には大きな窓を配し、内部にいながら庭園美を感じられる造り。角麻組子が美しい欄間のある茶室、庭園を一枚のパノラマのように楽しめる六角形の形をした離れ「六角苑」をはじめ、日本の伝統的な建築美が宿る茶室もぜひご覧ください。
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2. 食の美
庭園で摘んだ花や枝葉など季節の趣を、有田焼などの伝統工芸の器に映しながら、「愉しむ日本文化」をテーマに提供。マダイやマナガツオなどの瀬戸内海の旬の鮮魚、広島のブランド牛・比婆牛(※)、地元で採れる野菜など、料理長自ら吟味した山海の幸が主役。彩り鮮やかな八寸や日本料理の真髄ともいえるお椀をはじめ、料理人の技と瀬戸内の風土を感じられる料理を広島の地酒とともにお楽しみください。
※仕入れによって変更します。 -
3. 伝統文化の美
敷地内には、金くぎを使用せず、木くぎのみで建てられた江戸時代後期の茶室『紅霞亭』、1995年に建てられた数奇屋造りの茶室『聴松庵』があり、地域の茶人や文化人による茶事が行われています。日本庭園で抹茶と和菓子を味わう「野点会」が開催されたこともあり、日本の伝統文化やおもてなしの心を今に伝えています。
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4. しつらいの美
館内の調度品の一部は、かつて敷地内にあった屋敷や蔵に残されていた江戸期や明治期の骨董品の数々。例えば、明治期に活躍した漆芸家・三代金城一国斎の高盛絵(広島県指定伝統的工芸品)をはじめとする貴重な品々も並び、空間に日本の美と彩り添えます。茶室『紅霞亭』の茶釜や風炉屏風は、重森三玲氏が作庭した庭をイメージして手がけたものです。
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5. おもてなしの美
ハレの日や大切な日の食事や宴会、婚礼の会場にも選ばれる『半べえ』。その特別なひとときを演出するのが、真心を込めたきめ細やかなおもてなしです。スタッフそろってのお出迎えやお見送り、館内に飾る花々や季節のしつらいにも心を配ります。希望があれば庭園を案内するなど、ゲストの要望にも真摯に応えてくれます。
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6. 芸能の美
『半べえ』では、和の伝統芸能の魅力を発信する場を提供しています。これまで、ライトアップされた幻想的な日本庭園をバックに、日本の伝統楽器・三味線や筝の美しい音色に包まれる「観月の会」などの催しも開催。日本の伝統芸能の美と粋に酔いしれるスペシャルな一夜となりました。
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7. 生活の美
美しい日本庭園を生かした前撮りや和の結婚式も評判。結納や顔合わせなど、人生の節目や大切な日の会場に選ばれています。宴会や会合だけでなく、子どもの成長を願う節句のお祝いのプランなどもあり、端正な懐石料理、心温まるおもてなしが記憶に残る時間を紡ぎます。
- 庭園と料亭 半べえのご紹介
- 『半べえ』は、392年に創祀されたと伝わる古社『邇保姫神社』の麓に、果樹園を営んでいた『金井農園』金井半兵衛と息子・金井半が、「聚花山」と名付けた標高48mの丘陵の一面にツツジを植えたことから始まります。1936年には前身の『金井公園』をオープンし、県内屈指のツツジの名所として県内外に名を馳せました。
その後は『広島遊園地』『半兵衛庭園』と名称を変えつつ、1985年から1995年にかけて、現在の料亭やブライダルの会場である「名翠苑」「翠石苑」「六角苑」、庭園内の茶室「聴松庵」などが建築されました。1970年から2022年にかけて重森3代が作庭した日本庭園が有名で、現在は料亭や結婚式で利用されるお客様のみ見学できます。四季の風情を映した正統な日本料理、伝統と革新が宿る庭園の饗宴を楽しむ、特別な時間をお過ごしください。
- 住所
- 広島県広島市南区本浦町8-12
- TEL
- 082-282-7121
- 営業時間
- 11:30~21:30 ※完全予約制
- 定休日
- 火曜
- 駐車場
- 60台
- ホームページ
- https://hanbe.jp/
- https://www.instagram.com/hanbe_teien/















